いやされーの「いやし噺」
このコーナーでは、健康や心について、
みなさんの元気や癒しにつながる話を、
店長たかあきがチョイスしてお届けします。
第二回 │ 日光を浴びに行こう!
日光浴をすると、単純に「気持ちいい」と思いませんか? 私は日光浴が大好きです。確かに女性の方は直射日光を浴びることに抵抗があると思いますが、それでもなお、私は日光浴をおすすめします。
なぜでしょうか。それは、日光浴はこころの健康に直結しているからです。
例えば、「冬季うつ病」という言葉があります。日照時間の少ない冬に、体がだるくなったり、何もする気力がなくなってしまうというものです。また、SEの方がうつ病を発症するひとつの要因として、日光を浴びないことが指摘されています。
その原因は、脳内の神経伝達物質「セロトニン」に関係があるといわれています。このセロトニンが多く活動していると、気分が落ち着いたり、活動的になったりしますが、セロトニンが多く活動する条件の一つが、日光が目から入ることなのです(もちろん、太陽を直接見るという意味じゃないので、絶対に太陽は直視しないでくださいね!)。日光浴をすると、脳とこころが元気になるんですね。
さらに、セロトニンが少なくなると、その元の物質「トリプトファン」が少なくなり、それを求めて炭水化物を欲しがります。これが過食や肥満の原因にもなるわけです。逆に言えば、セロトニンが多く活動していれば、食べすぎないので太りにくくなるのです!
と、いうわけで、もちろん浴び続ければ皮膚に害を及ぼすこともありますが、あなたの心の健康のために、日光浴してみませんか?
目安は1日15分以上です!
【参考文献】
「気候療法」宮地 正典 『日温気物医誌』第74 巻4 号2011年8月
「中年男の養生学 第27回太陽光不足がうつ病の原因に」
http://blog.nikkansports.com/life/health/archives/2006/01/post_161.html
「健康管理士 小太郎のつれづれ 太陽の光を浴びるとうつ病にきく」
http://ameblo.jp/kyasutaka1/entry-11155974944.html
「光療法の総合サイト 冬季うつ病」
http://portal.lighttherapy.jp/sad/post_105.html