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食卓の現在Vol.1 若者たちの味覚

食品開発及びマーケティングの世界において、もうこれまでの常識は通用しない。なぜなら、若者たちの味覚は、恐ろしいまでの変容を遂げているからだ。本書は、現在21~26歳の若者たちをメインとした、食の嗜好性、味覚の感じ方、食事環境についてアンケートおよび五味識別テストを中心に解析をした、最新の若年層リサーチである。食のトレンドを最も発信する層であり、かつ次世代のコアターゲットでもあるこの層のリサーチなくして、短期的にも長期的にもマーケティングはおぼつかなくなるだろう。このレポートは食の未来を記すマップである。調査期間:2012年12月4日から2016年12月7日/調査対象:主に20歳・21歳の男性74名女性204名計278名(リサーチ当時。現在の21~26歳)/調査内容:若年層の食の嗜好性、味覚テスト、食頻度・外、中、内食割合・共食回数などの食環境/基データ:2012年~2016年のアンケート、2012年・2013年の五味識別テスト、味覚センサーデータ『Case1:嗜好性の「子ども化」進む』図は、若者たちの「嫌いな食べ物」である。苦味、酸味が強い食べ物が多くのパネルに嫌われていることがわかるが、実は、上記のTOP15のうち、「小学生の嫌いな料理」TOP15と比較すると、11個が被っているのだ。核家族、共働きによる共食経験の乏しさ、一人っ子、食の強制の場の欠如、塾などの習い事……現代特有の食環境によって、若者たちの味覚は子どもの頃のまま、止まってしまったのである。『Case2:甘味がわからない?』上図は、2013年の15名のパネルによる五味識別テストのうちの「甘味」の結果である。正答率は0%。何より、ほとんどのパネルが「水」と答えている。本テストの濃度は0.4%のショ糖溶液。つまり、このぐらいの濃度では、もはや甘味を感知することができないのだ。さらに、他の研究論文などから、「若者が甘味を感知できない現象」は全国レベルで起きていることが明らかになるのだが……。なぜこのような事態が起きているのか? この続きは、そして次々に明らかになる新事実の数々は、実際の本書を手にとって確かめてほしい。これは、近未来のマーケティング手引書であると同時に、食業界に関わる全ての方々へ贈る警鐘でもあるのだから。第一章「若者たちの好きな食べもの・嫌いな食べもの」……4ページ~22ページ/1-1 若年層の嫌いな食べ物……4ページ~9ページ/1-2 若年層の好きな食べ物、また嫌いな食べものとの比較から見えてくるもの……10ページ~17ページ/1-3 若年層の好きな食べ物・嫌いな食べ物味マップ……18ページ~22ページ/概要:5年間の「好きな食べ物」「嫌いな食べ物」のアンケートを基に現代の若者が好きになる食べ物の特徴、嫌いになる食べ物の特徴を解析。また、味覚センサーのデータからも、好き嫌いに関わる食べ物の味の強弱を検証する。第二章「『若者の味覚がおかしい』という話は本当なのか?」……23ページ~36ページ/2-1 五味識別テストの結果が示すもの……23ページ~31ページ/2-2 若年層の好き嫌い・味と食感についての分類……32ページ~36ページ/概要:2年間の五味識別テストの結果から、現代の若者の味覚について、感じ取れるもの、感じ取りにくいものを検証。さらに、5年間のアンケート結果から、どのようなタイプの食べ物が好まれるか、好かれるかを分類していく。第三章「若者たちを取り巻く食環境」……37ページ~53ページ/3-1 若者の生活と喫食回数……37ページ~46ページ/3-2 若者の味覚を変化させた要因とは……47ページ~53ページ/概要:5年間のアンケート結果を基に、現代の若者がどのような食生活を送っているのかを検証していく。喫食回数や甘いものの喫食頻度、共食の頻度、内食、中食、外食の頻度など。第四章「属性から見る若者たちの好き嫌い」……54ページ~62ページ/4-1 居住環境・性別による食べ物の好き嫌いに差異はあるのか……54ページ~59ページ/4-2 共食・甘いものの食べすぎは好き嫌いに影響を及ぼすか……60ページ~62ページ/概要:第三章までの検証結果を踏まえ、再び第一章の好き嫌いについて、各属性別にデータを分類した際、それぞれの属性でどのような特徴があるのかを解析していく。「食卓の現在Vol.1 若者たちの味覚」レポート体裁:見開きA4サイズ 64ページ/価格:10,800円(税込)/送料:全国無料
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現在ご購入いただいた企業様の使用例●営業の方がプレゼン先へのエビデンスとして使用。●若年層向けの新商品コンセプト決定用資料として使用。●若年層マーケティングリサーチの一環として社内で共有。●次代のメイン購買層(女性パネルが多いため)のリサーチとして長期的戦略に組み込む。●新商品販促のための根拠のひとつとして御客様へご提示。●新サービス開発のための着眼点のひとつとして部内共有。『著者紹介』株式会社いやされー 代表取締役 井上 貴元―1975年7月30日生まれ。都留文科大学 文学部 国文学科卒業。学生時代はボクシング(国体出場、1回戦敗退…)をはじめ、バスケ、小説サークル、新入生歓迎員会など精力的に活動。社会人として塾講師を4年間務め、現在もおよそ20人の元生徒たちと交流を続けている。その後、人生経験を求めて大手人材派遣会社「株式会社スタッフサービス」の新規飛び込み営業部へ転職。同社が業界シェア№1だった当時の約3年の在職中に、新規営業部門月間成績で全国トップを獲得。さらに、2006年7月、「株式会社味香り戦略研究所」(東京都中央区)へ転職。2013年10月までの在職期間7年3カ月の間、営業として尽力。最終役職チーフマネージャー。また、現在も同社と業務提携契約を結び、食品分析業務を継続している。2013年10月、「人々を癒す」をミッションとした株式会社いやされーを設立。著作…『牛乳レポート』、『味トレンドシフトレポート2010』、『おいしさリサーチ』、『味トレンドシフトレポート2011→2012』いずれも60ページ冊子、株式会社味香り戦略研究所発行、累計200社以上購入(1冊10,000円~30,000円・税抜)/メディア出演…紙媒体:『月刊畜産コンサルタント』2012年12月号寄稿『養鶏の友』2013年1月号寄稿『鶏鳴新聞』2013年5月15日号掲載『全国農業新聞』2014年1月24日号掲載『鶏卵肉情報』2014年10月10日号、2015年新春特大号掲載『食肉通信』2015年7月14日号、2016年5月3日号掲載/ラジオ:渋谷CrossFM『ペガサスチャンネル岡田沙織のひとりじゃないよ』2016年5月18日ゲスト出演/テレビ:TV朝日系『おねがいランキングGOLD』第2回冷食品総選挙「食のプロ50人」として出演/講演…「砂地畑V-1グランプリ」(徳島県2012年)、「君津市養鶏研修会」(千葉県2013年)、「立教大学 観光と五感・味」(2012年~、年1回ゲストスピーカー)、全国養鶏経営者会議主催 経営者セミナー(2012年から2014年)、SADAMITSU FOODセミナー(徳島県2015年)、中部養鶏研究会(2015年)など。/商品開発支援…大手乳業メーカープリン、大手ブランドチルドコーヒー、油脂メーカー食用油脂、大手および中小メーカー鶏卵各種、 大手乳業メーカー乳飲料、大手生産団体牛肉など。(機密情報のため詳述略)/販促支援・ブランディング…ブランドいちご(分析・新潮社雑誌掲載など)、ナッツ類(分析・消費者アンケート・パンフレット作成、講演など)、酒類各種(分析、営業資料作成、パンフレット掲載など)、鶏卵営業用資料作成および懸賞用消費者向けリーフレット作成、鶏肉、豚肉、営業資料及び展示会パネル作成、野菜ジュース、牛肉、豆腐分析、およびカタログ用資料、牛乳および乳飲料営業資料、パッケージ販促資料デザイン おでん汁パッケージ販促資料デザイン 等このレポートは業務用となっております。会社、大学等に所属されていない個人からの御申込はお断りする場合がございます。 Copyright © 2017 IYASARE Inc. All rights reserved.
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食品開発及びマーケティングの世界において、もうこれまでの常識は通用しない。なぜなら、若者たちの味覚は、恐ろしいまでの変容を遂げているからだ。本書は、現在21~26歳の若者たちをメインとした、食の嗜好性、味覚の感じ方、食事環境についてアンケートおよび五味識別テストを中心に解析をした、最新の若年層リサーチである。食のトレンドを最も発信する層であり、かつ次世代のコアターゲットでもあるこの層のリサーチなくして、短期的にも長期的にもマーケティングはおぼつかなくなるだろう。このレポートは食の未来を記すマップである。調査期間:2012年12月4日から2016年12月7日/調査対象:主に20歳・21歳の男性74名女性204名計278名(リサーチ当時。現在の21~26歳)/調査内容:若年層の食の嗜好性、味覚テスト、食頻度・外、中、内食割合・共食回数などの食環境/基データ:2012年~2016年のアンケート、2012年・2013年の五味識別テスト、味覚センサーデータ『Case1:嗜好性の「子ども化」進む』図は、若者たちの「嫌いな食べ物」である。苦味、酸味が強い食べ物が多くのパネルに嫌われていることがわかるが、実は、上記のTOP15のうち、「小学生の嫌いな料理」TOP15と比較すると、11個が被っているのだ。核家族、共働きによる共食経験の乏しさ、一人っ子、食の強制の場の欠如、塾などの習い事……現代特有の食環境によって、若者たちの味覚は子どもの頃のまま、止まってしまったのである。『Case2:甘味がわからない?』上図は、2013年の15名のパネルによる五味識別テストのうちの「甘味」の結果である。正答率は0%。何より、ほとんどのパネルが「水」と答えている。本テストの濃度は0.4%のショ糖溶液。つまり、このぐらいの濃度では、もはや甘味を感知することができないのだ。さらに、他の研究論文などから、「若者が甘味を感知できない現象」は全国レベルで起きていることが明らかになるのだが……。なぜこのような事態が起きているのか? この続きは、そして次々に明らかになる新事実の数々は、実際の本書を手にとって確かめてほしい。これは、近未来のマーケティング手引書であると同時に、食業界に関わる全ての方々へ贈る警鐘でもあるのだから。第一章「若者たちの好きな食べもの・嫌いな食べもの」……4ページ~22ページ/1-1 若年層の嫌いな食べ物……4ページ~9ページ/1-2 若年層の好きな食べ物、また嫌いな食べものとの比較から見えてくるもの……10ページ~17ページ/1-3 若年層の好きな食べ物・嫌いな食べ物味マップ……18ページ~22ページ/概要:5年間の「好きな食べ物」「嫌いな食べ物」のアンケートを基に現代の若者が好きになる食べ物の特徴、嫌いになる食べ物の特徴を解析。また、味覚センサーのデータからも、好き嫌いに関わる食べ物の味の強弱を検証する。第二章「『若者の味覚がおかしい』という話は本当なのか?」……23ページ~36ページ/2-1 五味識別テストの結果が示すもの……23ページ~31ページ/2-2 若年層の好き嫌い・味と食感についての分類……32ページ~36ページ/概要:2年間の五味識別テストの結果から、現代の若者の味覚について、感じ取れるもの、感じ取りにくいものを検証。さらに、5年間のアンケート結果から、どのようなタイプの食べ物が好まれるか、好かれるかを分類していく。第三章「若者たちを取り巻く食環境」……37ページ~53ページ/3-1 若者の生活と喫食回数……37ページ~46ページ/3-2 若者の味覚を変化させた要因とは……47ページ~53ページ/概要:5年間のアンケート結果を基に、現代の若者がどのような食生活を送っているのかを検証していく。喫食回数や甘いものの喫食頻度、共食の頻度、内食、中食、外食の頻度など。第四章「属性から見る若者たちの好き嫌い」……54ページ~62ページ/4-1 居住環境・性別による食べ物の好き嫌いに差異はあるのか……54ページ~59ページ/4-2 共食・甘いものの食べすぎは好き嫌いに影響を及ぼすか……60ページ~62ページ/概要:第三章までの検証結果を踏まえ、再び第一章の好き嫌いについて、各属性別にデータを分類した際、それぞれの属性でどのような特徴があるのかを解析していく。「食卓の現在Vol.1 若者たちの味覚」レポート体裁:見開きA4サイズ 64ページ/価格:10,800円(税込)/送料:全国無料 レポートサンプル購入のお申し込みはこちら 現在ご購入いただいた企業様の使用例●営業の方がプレゼン先へのエビデンスとして使用。●若年層向けの新商品コンセプト決定用資料として使用。●若年層マーケティングリサーチの一環として社内で共有。●次代のメイン購買層(女性パネルが多いため)のリサーチとして長期的戦略に組み込む。●新商品販促のための根拠のひとつとして御客様へご提示。●新サービス開発のための着眼点のひとつとして部内共有。『著者紹介』株式会社いやされー 代表取締役 井上 貴元―1975年7月30日生まれ。都留文科大学 文学部 国文学科卒業。学生時代はボクシング(国体出場、1回戦敗退…)をはじめ、バスケ、小説サークル、新入生歓迎員会など精力的に活動。社会人として塾講師を4年間務め、現在もおよそ20人の元生徒たちと交流を続けている。その後、人生経験を求めて大手人材派遣会社「株式会社スタッフサービス」の新規飛び込み営業部へ転職。同社が業界シェア№1だった当時の約3年の在職中に、新規営業部門月間成績で全国トップを獲得。さらに、2006年7月、「株式会社味香り戦略研究所」(東京都中央区)へ転職。2013年10月までの在職期間7年3カ月の間、営業として尽力。最終役職チーフマネージャー。また、現在も同社と業務提携契約を結び、食品分析業務を継続している。2013年10月、「人々を癒す」をミッションとした株式会社いやされーを設立。著作…『牛乳レポート』、『味トレンドシフトレポート2010』、『おいしさリサーチ』、『味トレンドシフトレポート2011→2012』いずれも60ページ冊子、株式会社味香り戦略研究所発行、累計200社以上購入(1冊10,000円~30,000円・税抜)/メディア出演…紙媒体:『月刊畜産コンサルタント』2012年12月号寄稿『養鶏の友』2013年1月号寄稿『鶏鳴新聞』2013年5月15日号掲載『全国農業新聞』2014年1月24日号掲載『鶏卵肉情報』2014年10月10日号、2015年新春特大号掲載『食肉通信』2015年7月14日号、2016年5月3日号掲載/ラジオ:渋谷CrossFM『ペガサスチャンネル岡田沙織のひとりじゃないよ』2016年5月18日ゲスト出演/テレビ:TV朝日系『おねがいランキングGOLD』第2回冷食品総選挙「食のプロ50人」として出演/講演…「砂地畑V-1グランプリ」(徳島県2012年)、「君津市養鶏研修会」(千葉県2013年)、「立教大学 観光と五感・味」(2012年~、年1回ゲストスピーカー)、全国養鶏経営者会議主催 経営者セミナー(2012年から2014年)、SADAMITSU FOODセミナー(徳島県2015年)、中部養鶏研究会(2015年)など。/商品開発支援…大手乳業メーカープリン、大手ブランドチルドコーヒー、油脂メーカー食用油脂、大手および中小メーカー鶏卵各種、 大手乳業メーカー乳飲料、大手生産団体牛肉など。(機密情報のため詳述略)/販促支援・ブランディング…ブランドいちご(分析・新潮社雑誌掲載など)、ナッツ類(分析・消費者アンケート・パンフレット作成、講演など)、酒類各種(分析、営業資料作成、パンフレット掲載など)、鶏卵営業用資料作成および懸賞用消費者向けリーフレット作成、鶏肉、豚肉、営業資料及び展示会パネル作成、野菜ジュース、牛肉、豆腐分析、およびカタログ用資料、牛乳および乳飲料営業資料、パッケージ販促資料デザイン おでん汁パッケージ販促資料デザイン 等このレポートは業務用となっております。会社、大学等に所属されていない個人からの御申込はお断りする場合がございます。 Copyright © 2017 IYASARE Inc. All rights reserved.